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Maybeのたぶんそうかもしれない

大阪在住のフリーター(22)、ただいまデザイナーになるべく勉強中。身近な話題から社会問題まで思いを綴ろうと思う。

【セクシャリティ論】自分のセクシャリティって何だろう-Part2

 前回のPart1では、多種多様なセクシャリティがあることを紹介しました。

自分のセクシャリティを考える上で、少しでも参考になったでしょうか?

今回はそのことを踏まえて、セクシャルマイノリティの現状をみていきたいと思います。

※Part1の記事はこちらから

【セクシャリティ論】自分のセクシャリティって何だろう-Part1 - Maybeのたぶんそうかもしれない

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セクシャルマイノリティの現状

セクシャルマイノリティは、これまでの社会において酷い扱いをされてきました。時には、宗教や思想を武器にして虐待や虐殺が行われ、彼らの存在は闇へと葬られていました。

セクシャルマイノリティが、社会の一員として受け入れられるようになってきたのはごく最近のことでしょう。

アメリカで行われるようになったプライド・パレードは、その発端ともいえるでしょう。彼らのデモがあったことで、アメリカ各地や世界中に広まっていき、現在その規模はさらに拡大しています。また、法律や制度も見直されるようになり、異性カップルと同等の権利が保障されるといった例も増えてきています。(残念ながら、日本ではまだまだ成立しそうにないですね...)

 こうして理解されつつある一方、セクシャルマイノリティに対する差別がまだ残っているのも事実です。

しかも、セクシャルマイノリティ間の差別やいじめもあります。

ゲイやレズだからといってみんながみんな同じ考えを持って生きているわけではないので衝突が起きるとは思いますが、社会に虐げられ、セクシャルマイノリティ内で虐げられ、彼らは一体どこに身を置けばいいのか...。

とても悲しい話です。こんな差別なくなって欲しいと願うばかりですが、難しい問題だということもわかります。ましてや、セクシャルマイノリティ間においては社会によるいじめより難しい問題でしょう。

しかし、私たちが意識することでセクシャルマイノリティへの差別やいじめを防げることがあります。

 私たちが一番身近なことで、セクシャルマイノリティの方を傷つけてしまう行為って何だと思いますか? 

カミングアウトとアウティング

自分のセクシャリティを世間に公表する方が増えてきました。よく耳にする「カミングアウト」ですね。

カミングアウト増加の背景には、セクシャリティをカミングアウトすることに抵抗を感じなくなり、以前よりもセクシャルマイノリティへの理解・関心が高まっているということが関係しているのではないでしょうか。

おそらく、今まで隠さざるを得なかった方々が隠さなくてもいい社会に変わっていったことでカミングアウトしやすくなったんだと思います。

しかし、そういった理解が進む中で、セクシャリティを隠したいという方々がいるのをご存知ですか?

セクシャリティを明らかにして社会に訴えようと立ち上がる人々がいることは素晴らしいことです。

ただ、全てのセクシャルマイノリティが公表したいわけではありません。

中には、隠したまま生活したい人もいるのです。

その方が隠したいのにもかかわらず、周りの人に勝手に他人のセクシャリティをバラすのはタブーです。

それは「アウティング」と呼ばれる行為に当たります。

知らず知らずのうちにアウティングしていませんか?

傷つけるつもりはなく無意識にバラしてしまったということもあるかもしれません。

私自身、友人のセクシャリティを親に言ってしまいそうになった経験があります。その時は「アウティング」のことを知らず、ただ友人のプライベートなことだからと思いとどまったから良かったのですが、本当にあと一歩でアウティングしてしまうところでした。

他人のセクシャリティを知っているからと言って、許可なく別の他人に言ってはいけません。

その方が周りにセクシャリティを公表していたとしても、勝手にベラベラと話すのはやめましょう。

 カミングアウトとアウティングは全く別のものです。

カミングアウトは自らの意志で公表すること、アウティングは許可なく公表することです。

【余談】生理に悩むのは女性だけじゃない

最近私は、生理は女性だけに起こるものではないと知りました。

それまでは、当たり前のように子宮や卵巣を持つのは女性だけと思っていましたが、ある記事を読んで男性にも生理があることに気づかされたのです。

heapsmag.com

この記事は、THINX(シンクス)というアメリカのメーカーが開発した生理用パンツを紹介しているのですが、その中でトランスジェンダーFtMの方が、生理に悩んでいたという話をされています。男性として生きていたとしても子宮摘出をしていない、あるいはすることが難しい方は当然生理があります。しかし、そのことは知られていないし、男性が生理を語る場というのはないですよね。

よく考えてみれば、インターセックスの方も当てはまりますよね。男性の見た目で生まれてきたけど子宮や卵巣があれば生理があるはずです。インターセックスの方は人によって子宮があっても女性器がなかったり、女性器があっても膣は開いていなかったりと様々ですが、トランスジェンダーの方々と同様、生理に悩んでいる方はいらっしゃるでしょう。

「男性にも生理はある」と言い切ってしまうと、女性でも男性ではないのに生理がある方が含まれないことになってしまいますから、私はあえて「女性以外にも生理はある」と言っておきます。

少々記事のテーマから話が逸れてしまったかもしれませんが、セクシャルマイノリティとして生きている方の現状の一例として、どうしても紹介しておきたかったので書かせていただきました

セクシャルマイノリティの生き方を知って、自分のセクシャリティを考える

セクシャルマイノリティの現状について少しでも把握していただけたでしょうか。おそらく、私が語れるのはごくごく一部の狭い範囲のことです。

セクシャルマイノリティの現状をもっと知るには、これからの経験や関心でしかまかなえないと思っています。

もっともっと理解するため、これからもあらゆる方の価値観や生き方を知っていきたいですね。きっと私が知らないことがたくさんあるでしょうから。そして、自分のセクシャリティを考える機会を与えれば、また違った目線でセクシャルマイノリティについて考えることができるようになるかもしれませんね。

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Part1・Part2とお送りしてきましたが、 次回のPart3で最終章となります。

最終章Part3では、最大のテーマである「自分のセクシャリティ」について考えようと思います。

 Part3はこちらから↓

lavitadimay.hatenablog.com

Part1に戻る↓

lavitadimay.hatenablog.com