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大阪在住のフリーター(22)、ただいまデザイナーになるべく勉強中。身近な話題から社会問題まで思いを綴ろうと思う。

【セクシャリティ論】自分のセクシャリティって何だろう-Part1

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突然ですが、自分のセクシャリティについて考えたことありますか?

もしかしたら、自分のセクシャリティが既にわかっている方がいらっしゃるかもしれませんね。それは大変素晴らしいことです。

ただ、中には自分のセクシャリティがよくわかっていない方もいるのではないでしょうか。

私もその一人です。自分のセクシャリティが何かよくわかりません。

私自身、特にわからないからといって悩んでいるわけではないのですが、幸運にも私の育った環境にはLGBTの友人が複数いました。ですから、自然とセクシャリティについて考えることが多く、彼らのセクシャリティについて学ぶ機会に恵まれていました。

 

今回は私自身がもっとセクシャルマイノリティを理解できるよう、セクシャリティについて考えてみようと思います。

この記事は、少しでも自分のセクシャリティについて悩んでいる方々の力になればと思います。

 

 

そもそもセクシャリティって?

セクシャリティとは、「性の在り方」を示す言葉。代表的なセクシャリティに、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどがあるが、あくまで一部を切り取って表現したものでしかない。よく「セクシャリティはグラデーション」と言われるが、まさにその通りで、一口に「ゲイ」といっても、グラデーションのように「ゲイ」の中にも無限の「性の在り方」がある。また、LGBT以外の異性愛者の人にも、それぞれセクシャリティがあり、その在り方も実に多様なものである。

アメリカ心理学会の公式見解において人間にはセクシュアリティを構成する四つの要素があるとされ、①生物学的性、②ジェンダーアイデンティティ(性的自己同一性、性自認)、③社会的性役割、④性的指向の4つであると述べられている。

セクシャリティ(せくしゃりてぃ)とは[LGBT用語集] | Flag(フラッグ)

 つまり、セクシャリティ(あるいはセクシュアリティ)とは、自分の性的指向を表すもので、自己を表現するアイデンティティといっても過言ではないでしょう。

例えば、自分は異性しか愛さないというのなら、セクシャリティは「ストレート/ヘテロセクシャル異性愛者)」ということになります。逆に、同性しか愛さないというのなら、セクシャリティは「ゲイ/レズビアン」ということになります。

この「ヘテロセクシャル」や「ゲイ」「レズビアン」といった言葉はよく聞いたことがあるかと思います。さらに、ゲイやレズビアンの方はセクシャルマイノリティ性的少数者)と呼ばれ、最近ではLGBTといいます。

では、このLGBTについて詳しくみていこうと思います。

LGBTとは

LGBTは「L」=レズビアン(lesbian)、「G」=ゲイ(gay)、「B」=バイセクシャル(bisexual)、「T」=トランスジェンダー(transgender)を意味します。

トランスジェンダーは他の3タイプ(LGB)とは少々異なります。 トランスジェンダーの人は、異性愛者である人がいれば、同性愛者の人も両性愛者の人も無性愛者の人もいる、とのことです。もし自分が生まれてきたときに女性という性を授かったとしても、社会的に男性として生きたいだけで、恋愛対象は様々なのです。そして、トランスジェンダーの人は、性転換を望む人もいれば、望まない人もいます。ですから、一概に女装や男装をしているからといって、その人が性転換をして自分の性を変える必要があると思っていない場合があるということです。トランスジェンダーを大まかにカテゴライズすると、FtM(女性として生まれたが男性として生きたい人)、MtF(男性として生まれたが女性として生きたい人)、そして、性転換を望む人をトランスセクシャル(Trans Sexual)に分けることができます。

 

さて、LGBTの説明をしましたが、自分のセクシャリティが少し見えてきましたか?

LGBTを理解することで、ようやく自分のセクシャリティが何かを探すスタートに立ったと言えるでしょう。

というのも...…実は、LGBTセクシャルマイノリティの代表的な例であって、セクシャリティLGBT以外にもたくさんあるのです。

最近ではLGBTに含まれていないセクシャリティがどんどん増え、多様化しています。

さきほど、トランスジェンダーの話の中でトランスジェンダーにも様々な人がいるという話をしましたが、それがいい例です。トランスジェンダーというセクシャリティからさらに掘り下げて様々なセクシャリティが存在しているのです。

ここからは、そういった多種多様なセクシャリティについてみていきたいと思います。

LGBT以外のセクシャリティをみてみよう

・クエスチョニング(Questioning)

 自分のセクシャリティがわからない、定まっていない、自分のセクシャリティを探している途中の状態の人のこと。LGBTに加えられ、LGBTQといわれることもある。

・Xジェンダー(Xgender)

男性でも女性でもないと感じる人のこと。「第三の性」や「ジェンダーフリー」と呼ばれることもある。自分の性別がわからなくてもいいという考えで、どちらかをはっきりさせるつもりはない。世界的には浸透しておらず、日本において使用される場合が多い。

・インタージェンダー(Intergender)

男性と女性の間の性であると自認している人のこと。中性であるという考え。

・バイジェンダー(Bigender)

男性と女性、どちらの性もあるという人のこと。両性であるという考え。

アジェンダー/エイジェンダー(Agender)

男性と女性のどちらにもなるつもりはない人のこと。無性であるという考え。

・ニュートロイス(Neutrois)

性別がないと自認しており、身体的にも無性でありたいという考え。 

ジェンダー・フルイド(Gender Fluid)

社会的な性別(ジェンダー)が流動的である人のこと。

・セクシャル・フルイディティ/フルイド(Sexual Fluidity/Fluid)

恋愛感情を抱く相手の性別が流動的で定まらないでいること。

アセクシャル/エイセクシャル(Asexual)

相手に恋愛感情や性的欲求を抱かない人のこと。無性愛者のこと。

ノンセクシャル(Nonsexual)

相手に対して恋愛感情は抱くが、性的欲求は抱かない人のこと。恋愛関係になってもプラトニックな関係を望むため、性交渉は行わない。ノンセクシャル異性愛者、同性愛者などのセクシャリティを持つ人もいる。

パンセクシャル(Pansexual)

性別に捉われず恋愛感情や性的欲求を抱く人のこと。全性愛者のこと。バイセクシャルと混同されやすいが、バイセクシャルは「男性」と「女性」を恋愛対象とし、パンセクシャルは「男性」「女性」「同性愛者」「トランスジェンダー」など性別やセクシャリティ関係なく恋愛感情を抱く。 

インターセックス(Intersex)

生物学上いずれの性にも属さない状態、遺伝子上の性別と身体的な性特徴が別の状態の人のこと。例えば、遺伝子上は男性の染色体なのにもかかわらず、乳房や女性器がある人のことをいう。

・ストレート/ヘテロセクシャル(Straight/Heterosexual)

恋愛感情や性的欲求を異性に抱く人のこと。異性愛者のこと。

ヘテロフレキシブル(Heteroflexible)

異性愛者であると自覚しているが、同性に惹かれることや、同性に恋愛感情や性的関係を持つこともあり、同性愛に抵抗はないという考えをいう。

 

様々なセクシャリティを紹介しましたが、紹介しきれないほどのセクシャリティがまだまだあります。ここで当てはまるものがないからといって悩まないでください。紹介したもの以外で他のセクシャリティに興味を持った方はいろいろ検索してみてください。その数の多さにびっくりします。

 

 

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今ではLGBTに限らず多種多様なセクシャリティが存在し、その種類や定義は常に変化していると言えます。

ここが、セクシャリティの大きな特徴だと思います。つまり、セクシャリティは一人一人違うという事です。同じバイセクシャルであっても、人によって少しずつ違うため、必ずしもバイセクシャルの特徴と完全に合致していなくても構いません。もし、自分のセクシャリティと見合うものがなくても無理にその枠に入る必要はないと思います。それが自分のアイデンティティなのです。

 冒頭で、「自分のセクシャリティが既にわかっている方がいらっしゃるかもしれませんね。それは大変素晴らしいことです」と言いましたが、それは自らのセクシャリティがどのカテゴリーにも当てはまらない人がいる中で、明確になっているのは凄いことだと思ったからです。

 私も自分のセクシャリティがわからない身。今回調べたことでなにか見えてきたような気がします。今後、そのことについても書くつもりです。

 

さぁ、今回はLGBTやその他のセクシャリティについて学びました。

セクシャルマイノリティへの理解が進んでいるのは確かですが、まだまだ足りないと感じます。偏見もあるでしょう。セクシャルマジョリティであれマイノリティであれ、私たちはもっと多くのことを理解する必要があるように思います。より良い社会を作っていけるよう、次回Part2では、セクシャルマイノリティの現状と私の考えについて書くつもりです。

Part2はこちらから↓

lavitadimay.hatenablog.com